知っておきたい作業療法
地域における作業療法
訪問リハビリテーション
病院でのリハビリテーションを終え、自宅に帰ってからも訓練が続けられるように行うサービスを"訪問リハビリテーション"と呼んでいます。訪問リハビリテーションでは、作業療法士だけではなく、理学療法士、言語聴覚士などの専門職が役割を分担して、直接自宅に訪問して訓練を行います。心身の状態を維持あるいは向上させるために、ニーズが高まる一方です。
病院で歩けるようになっていても、住み慣れた家の廊下や庭を自由に歩けるとはいえません。環境が全く異なりますし、歩く目的も服装も異なっているからです。また、病室で着替えが1人でできるようになっていても、自宅のタンスから服を取り出し、決められた場所で着替えができるとは限りません。新しい環境では、新たな危険も潜んでいます。
通所リハビリテーション施設
患者さんが、自宅から通うリハビリテーション施設は、"通所リハビリテーション施設"と呼ばれ、主に日中に個別の訓練や集団活動、季節行事などを行っています。通所リハビリテーションに勤務する作業療法士は、個別の訓練だけではなく、集団活動・レクリエーションの指導も行い、施設内を賑やかに盛り上げます。
自宅で過ごしていると、ついソファーやベッドに落ち着きがちの生活を送ってしまいます。日中1人で過ごすことが多くなり、生活の張りがなくなっていきます。通所リハビリテーション施設に通うことにより、馴染みの友人や、趣味活動の場をもつことができます。特に、高齢者の健康維持には最適な場所です。1人1人に有益な過ごし方を提案するのも作業療法士の役割です。
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