@作業療法士になるには@作業療法士暦11年の作者が語る

ベテラン作業療法士が受験への不安に答えます!

海外で働くことはできるのでしょうか?

働きたい国によって条件が異なります

海外で作業療法士として働こうとする場合は、次の3つの条件を自分が満たしているか、確認が必要です。まず1つ目は、その国が世界作業療法士連盟に加入しているかどうか。2つ目は、自分が卒業した学校が世界作業療法士協会認定校であるかどうか。3つ目は、国家が認めた作業療法士免許を取得しているかどうかです。

ところが、これは最低条件と考えた方がベターです。より確実な内容は、その国によって詳細が異なるということに注意しなければなりません。例えば、デンマークでは、NBH(National Board of Health)の許可証、デンマーク語の習得、デンマークの養成校卒業もしくはそれに相当する学士号、デンマークの市民権が必要です。

さらに、アメリカでは他国と条件が大きく異なり、日本で取得する作業療法士の国家資格が通用しません。アメリカでは、作業療法士の養成基準が、世界作業療法士連盟の規定する基準を上回っているためです。そのためアメリカで作業療法士として働くためには、アメリカの作業療法士養成校を卒業し、新たに資格を取得する必要があります。

青年海外協力隊に入隊する道があります

作業療法士の免許を取得し、青年海外協力隊に入隊することができます。応募資格・試験には、健康状態や語学力(英語)の確認があります。入隊後は、作業療法はもちろん、リハビリテーション医療が未発展な国々に派遣され、様々な活動を行います。作業療法は、豊かな国では普及している傾向にありますが、途上国ではその存在は皆無です。リハビリテーションは、どの国でも需要があり、作業療法士の活躍が必要とされています。