@作業療法士になるには@作業療法士暦11年の作者が語る

ベテラン作業療法士が受験への不安に答えます!

訪問リハビリテーションに携わることはできますか?

作業療法士が求められています!

「入院をしたらできるだけ早く自宅に帰ろう!」という考えかたが、現在の医療では理想とされています。自宅に帰ろうとしている患者さんが、半年以上、入院しているケースは少なくなってきています。

退院して自宅に戻っても身体機能の回復がみられ、仕事をしたい、家事をしたいなど、新たな意欲をもつ患者さんは少なくありません。むしろ自宅に戻ってからの方が、生活範囲が広まり、あらゆる事への興味関心が広まり、リハビリテーションの効果を期待することができます。そのような理由から、訪問リハビリテーションを行う作業療法士の需要は高まり続けています。

訪問リハビリテーションにおける作業療法は、病院や施設と同様、医師の指示のもと行わなければなりません。訪問リハビリテーションは、地域の訪問看護センターや訪問リハビリテーションの窓口がある病院や施設で行われています。

退院前の訪問指導もあります

訪問リハビリテーションだけが、自宅での直接訓練ではありません。退院後の生活を確認し、効果的な訓練計画を練るために、入院中に患者さんの自宅を訪問することがあります。これにその患者さんを担当する作業療法士も同行することができます。

作業療法士は、看医師・看護師やソーシャルワーカーと意見を共有し、自宅に帰って必要な動作や道具、住宅改造について検討します。病院内では模擬的な訓練(似ている道具で,似た動作の訓練)に終わってしまいがちですが、患者さんが住みなれた場所や雰囲気を共有し、患者さんと一緒に生活をイメージしながら行う訓練は、思わぬ効果を生むことになります。