ベテラン作業療法士が受験への不安に答えます!
社会人入学は大変ですか?
明確な目的意識をもっていることが大切です
私自身は、高校を卒業してすぐ3年制の養成校に入学をしましたので、国家資格に合格し仕事についたのは21歳の頃でした。当時、同級生の半数以上は自分より年上で、最も離れていた同級生は14歳年上の女性だったことを覚えています。学内では、年齢差を感じることは全くありませんでした。
学習においても、年齢が成績に影響するということはなかったように思います。年上の同級生は、目標が明確で常に刺激を受けていました。また、ノートの取り方や、レポートのまとめ方が上手で、常にアドバイスをもらっていました。逆に、実技など体力を要する場面では年下が年上を応援する場面があったかもしれません。
記憶力や体力面で不安を抱え、社会人入学に挑む方も多いと思いますが、社会人経験を通して培った決意が学生生活を後押しすることでしょう。
年下の"指導者"に出会う可能性も?!
経験3~5年を過ぎると、実習指導者として学生を指導する資格が与えられます。私がはじめて実習指導者となったのは、24歳の頃でした。そして、初めて受け持った学生さんが、なんと41歳の男性だったのです!
この時は、私もどう接したらよいか、言葉づかいをどうしたらよいか、とても悩みました。相手の学生さんも不安だったと思います。でも、実際指導をしていると、やはり私の方が専門的な見方をしていることが分かり、次第に年齢差を感じなくなってきました。
リハビリテーション部門は、病院組織内でも比較的若くフレッシュなメンバーが集まっています。実習では年下の指導者に遭遇する確率もいまだ高い状況です。年齢を感じ意識することはかえって逆効果となります。もう一度、学生生活を満喫する気持ちで様々な不安を乗り越えてほしいと思います。

