ベテラン作業療法士が受験への不安に答えます!
国家試験に合格できるか不安です
国家試験で問われる内容は現場で働くための基礎となります
国家試験では、養成校で学んだほぼ全ての科目からまんべんなく出題がなされています。共通科目(解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要)と専門科目(作業療法)にわかれており、マークシート方式で解答します。
リハビリテーションや作業療法の実際(訓練内容)を問うものはごく一部で、ほとんどの問題が、医学的知識や、医療・福祉関連法規など、現場で仕事をしていくために欠かせない基礎的知識を問うものとなっています。どんなに人柄がよく、患者さんに情熱を捧げることのできる素質があっても、国家試験で問われる知識にかけている場合は、作業療法士として実際の現場で活躍することはできません。
医療従事者・作業療法士としての資質も問われています
出題範囲が広く、暗記しなければならない事項は膨大となりますので、数年分の過去問を開いてみただけでも、誰もが途方に暮れてしまうでしょう。ところが、今のところ合格率は8~9割を維持しているのです。
殆どの受験生が、実習や卒業課題に追われつつ、やっとの思いで国家試験対策の時間を確保するという体制にもかかわらず、たった数カ月の対策で合格を勝ち取っているのです。不合格となってしまった学生さんを何人かみてきましたが、共通していえるのは、まず、学内における定期試験の成績が不振傾向であったことがまず挙げられます。
つまり、日々の積み重ねが国家試験合格の鍵といえるのだと思います。また、日々の講義や実習で、遅刻や欠席が目立つ学生さんが、不合格だったというケースも多いです。体調管理はもちろんのこと、集中力も欠かせません。国家試験は机上で知識を問われているだけにみえますが、実は、医療従事者としての資質も問われているのです。
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