受験対策!用語集
リハビリテーション
語源と歴史
リハビリテーションという言葉は、もともとラテン語でre(再び)とhabilis(適した)を結んだ造語です。中世ヨーロッパで、王様がいったん波紋にした家来の身分を回復させるという場面で生まれた言葉であると伝えられています。以降、「再び適した状態(あるべき姿)への回復」という意味で用いられてきました。
また、中国ではリハビリテーションのことを"幸福医学"と呼ぶことがあります。人生における3代不安(病気・貧乏・孤独)を解決するための医学です。
現在、日本では、第2次世界大戦後に、傷病兵が再び戦場へ戻る際に行った治療や訓練というイメージが普及しています。汗をかき、必死になってトレーニングを積むといったイメージが強いのです。そのせいか、作業療法をはじめて受ける患者さんは、「ゲームで終わりですか?おもり巻いて訓練はしないのですか?」と不安がることがしばしばです。
リハビリテーションとは
国連では、「リハビリテーションとは、身体的、精神的、社会的に最も適した生活水準の達成を可能とすることによって、各人が自らの人生を変革してくための手段を提供し、かつ時間を限定した過程である。」と定義しています。
大変難しい表現ですが、病気や怪我などで、身体や精神に障害が残り、生活が困難になってしまった人が、再びもとの生活に戻るための時間のことをいいます。リハビリテーション専門職(医師・看護師・理学療法士・ソーシャルワーカーなど)は、患者さんの障害、家族が抱える問題をできるかぎり軽くし、残された能力を高め、それぞれの社会復帰を支援していきます。
訓練をしてパワーをつけるという意味だけではなく、心理面・社会面の調整も含まれるのです。
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