@作業療法士になるには@作業療法士暦11年の作者が語る

受験対策!用語集

回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーション病棟とは?

回復期リハビリテーション病棟は、入院期間中、リハビリテーションを集中的に行い、自宅での生活や寝たきりの予防を目指す病棟です。入院をするとすぐに、訓練計画や退院までのスケジュール表が作成され、それをもとに訓練を行っていきます。

作業療法士だけではなく、リハビリテーションを専門とする医師・看護師、理学療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカーが病棟に常駐しています。病院によっては、日曜祝日も含め、365日リハビリテーションが行える体制をとっています。

また、退院後は自宅に帰る患者さんが多いため、作業療法士は、通常の訓練のほか家族や介護担当者と話し合う時間も多くなります。入院前、自宅でどんな生活を送っていたのだろう?どんなことを楽しめる人だったのか?などなど、病棟生活と自宅生活のギャップを埋めるために、様々な情報を得ることができます。

訓練室での訓練の限界

作業療法士が自信を持って「できます」といっても、「訓練室では一生懸命だけど、病室に入ったら看護師に頼りっきり!」と返されることが多々あります。 このような"訓練室"と"実生活"の剥離をなくすために考案された、回復期リハビリテーション病棟は、比較的新しいリハビリテーションの形です。

訓練室での訓練には限界があります。訓練室でできるようになったことを実生活で活かすためには、生活のなかで繰り返し練習することが必要です。また、とっさの状況変化、危険の回避など、適応能力も必要です。自分で感じ、判断し、自ら動く習慣がついてくると、退院後の生活に自信がつきます。一緒に住む家族も、安心することでしょう。