@作業療法士になるには@作業療法士暦11年の作者が語る

受験対策!用語集

チームアプローチ

チームアプローチとは?

1人の患者さんの社会復帰について、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・管理栄養士・ソーシャルワーカーなどの多職種が集まり、チームとなって問題に取り組んでいくことをチームアプローチといいます。

リハビリテーションは作業療法士だけでは完結しません。例えば、食事がとれるようになるには、箸やスプーンの操作ができるように訓練するほか、安定した座位保持のための身体機能、嚥下・咀嚼機能、医学的管理、服薬管理等、多数の問題をクリアしなければなりません。

各職種が、自分たちの専門性を活かし、最良の方法を意見しながら、1つの目標に向かっていきます。チーム内の連絡を密にし、些細な変化でもみんなで共有しながら取り組んでいきます。チームアプローチで得られる連帯感や達成感から、「この仕事をずっと続けていこう!」と思うことができます。

患者さんが主役のリハビリテーション

リハビリテーションの主役は患者さん本人です。チームで計画した訓練や目標が患者さんの意向に沿っていなければなりません。また、家族の意向も同様です。そのため、カンファレンスを患者さんや家族に参加してもらい、お互いの意向の擦り合わせを定期的に行います。

白衣を着た職員に囲まれ、はじめは何も言えず座っているだけの患者さんも、次第にはっきりと意見を伝えるようになります。これが、社会復帰の第一歩といえるかもしれません。